これでもう悩まない! エンドロールの曲を決める為に考えるべき3つの条件

こんにちは。


私は洋楽が大好きで、ちょっとだけ詳しいのでよくエンドロールの曲についての相談を受けます。


その中でも特によくある悩みが、

・なにかおすすめの曲を教えてほしい

・候補の曲がありすぎて困っている

・曲をつなげることはできるか


上記の悩みが多いように感じます。


なぜこのような悩みが生まれてしまうのか。

今回はその悩みの原因について探っていき、二人にとって最適な曲が見つかるような、

「考えるべき基準」についてを話していきたいと思います。



1.二人にとって思い出の曲を探す


正直なところ、この方法で探していくのがまずは一番いいでしょう。

二人が出会った時期、付き合った時期、よく歌う曲の中から探していくと良いでしょう。


まずはこの中から何曲かピックアップして、最低でも5曲くらい見つけることができれば探しやすくなっていきます。



2.曲の長さは4分以上、6分以下のものにする


本当はこの条件に当てはまるかどうかは

・頼む業者

・どのイベントまで入れるか

によっても変わってくるので、絶対に入れるべきポイントではないのかもしれません。


ですが、今回はエンドロールに再入場まで入れるという前提で話していきます。


なぜ4分以上なのか。


これは曲の長さ自体がエンドロールの長さになるからです。


これがあまりにも短い曲(3分強の曲)だったりすると、当然4分以上の曲よりもカットしなければならない画が沢山出てしまいます。

画の何を削らなければならないのかというと、必然的にゲストのカットを削らざるを得ません。


絶対に入れなければならないマストカット(挙式の時の入場やキスなど)をカットしていくことはできませんので、それ以外のゲストの画をバッサバッサ切っていくしかなくなるんですね。


ゲストの方でも涙を流す瞬間や、最高にいい笑顔が映っている瞬間は、

マストカット扱いになりますので、逆にお二人のカットを削ってでも入れるべきカットもありますが、基本的にはゲストの方から切られていくことになります。


なら曲は長ければ長いほど良いのかというと、そういうわけでもないんですね。


これにもちゃんと理由があります。


こちらの理由は皆さん感覚的に分かるかと思いますが、長すぎる曲(5分半)を超えてくる曲は、

見ていて飽きてくるんです。


エンドロールが始まったばかりの1~2分は何が始まるのかという期待感と、先程まで行われていた出来事がもう編集され、上映されていることに対しての驚きが強いので、正直なところ出来に関係なく皆様引きこまれていきます。


ですが、それも上映されて2~3分も経つと慣れてきます。


これは上映されている画の撮りや編集によって大きく変わってくるところでもあるのですが、早いと3分を超えたあたりから長いなと感じ始めるんです。


ですので、長くとも5分半くらいの曲が無難といえます。


このような理由からエンドロールに適当な曲の長さは

4分以上、5分半以内の曲の中から選ぶのが、適当と言えます。



3.変化の大きい曲にする


これはどういうことなのかと言いますと、全体を通して曲調の変わらない曲よりも、

Cメロや大サビのあるような曲調の変化が大きい曲がおすすめということです。


例えばよくエンドロールで使われる「The Rose」という曲があります。

https://www.youtube.com/watch?v=CB4EgdpYlnk


この曲は歌詞もとてもよく、私も個人的にとても好きな曲です。

多くのアーティストにカバーされているので、色々なバージョンがありますが、だいたい4分いかないくらいの長さです。


この曲を引き合いに出した理由は、

曲調が全体を通して平坦。というところにあります。



編集の側からしても平坦な曲よりも曲調の変化が激しい曲の方がやり易いんです。

後者の曲のほうが曲の変わり目にどんな画を持ってくるか、見せ方を変えていくかといったことも考えられる様になるからなんですね。


おなじ洋楽の女性ボーカルでおすすめするなら、

私はchristina perriの「A Thousand Years」を勧めます。

https://www.youtube.com/watch?v=rtOvBOTyX00

歌詞は恋愛のことを歌っています。


そしてこの曲、結婚式にピッタリの内容なんですね。


和訳サイト

http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2011/12/thousand-years-christina-perri.html

(私は洋楽の和訳を見るときはこちらのページを参考にさせていただいております!)


そして、先ほどから話している曲調に関してもバッチリ!

切ないメロディーのCメロから、最後の大サビへの移り変わり。

聞いているだけでエンドロールの構成が浮かんできてしまいます(職業病)。



実際に聴き比べてみると分かりやすくないですか?


決して「The Rose」が悪いと言っているのではありません。


エンドロールに向き不向きかどうかという観点から見た時に、やりやすく感動しやすいのが後者というだけの話なので、参考程度に考えていただけますと幸いです。



4.まとめ


さて、今回は


・曲への思い入れ

・曲の長さ

・曲調

の三点で考えていきましたが、一番大事なのは「二人が何の曲を使いたいか」という点です。


そこさえクリアしていれば、一部分を繰り返して曲自体を伸ばすことも出来なくはないので、

なんとでもなります。


二人にとってどういうエンドロールにしたいか、見ている方にどんな思いを伝えたいのか。


そして何年か経ってエンドロールを見直すとき、自分たちにどんな作品を残したいか。

この点を見つめなおしてみると、もしかしたら最高の曲が見つかるかもしれません。



以上です。


参考になったでしょうか?

では今回はこのあたりで失礼しますね。

0コメント

  • 1000 / 1000